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2020年4月6日月曜日

DJのためのYouTube配信(1)

昨今の社会情勢に伴って、すっごいニッチな話なんですが、DJの人が自宅でYouTubeで配信するにはどうすればよいのか? というのをまとめてみようと思います。
いろいろノウハウの記事はあるのですが、ほとんどがYouTuberのようにしゃべる人ばっかりなので、自分の状況をまとめておこうと思います。 何かの参考になれば。

 1.YouTubeの設定
基本的にYouTubeのアカウントは作っておきましょう。ただ、アカウントを作っただけではだめで、アカウント確認のために電話番号の登録が必要です!詳細はこちら

2.ライブ配信の有効化
基本的にはこちらをご覧ください。

3.ここまで来たら、ストリーミングソフトをダウンロード&設定
OBS Studioというソフトがおすすめ。設定するところはいろいろあるものの、基本的にデフォルトで使えます。YouTubeも推奨しているし。ダウンロードページはこちら
ダウンロードしたらインストール。インストールする際にいろいろ聞かれる。
YouTubeで配信するのか?とか。少し前の話なので忘れちゃった。
とはいえ、チュートリアルのようなものに答えてゆけば、ほぼ、デフォルトでOK。

4.次はハードの話
DJさんが配信するのですから、ミキサーのメインアウトから音を取り込むのと、当然ながらプレイを映すカメラが必要となります。前者はオーディオインターフェース。音を取り込むのでINが左右で2系統あれば最低限。動画配信なので、めちゃくちゃビットレートが高くてハイレゾである必要はないです。44.1kHzで320kのビットレートで十分。
自分は昔、PCDJやってたのでその時のNativeInstrumentsのAudio 4 DJ使ってます。
次にカメラ。これは持っている人はiPhoneが解像度がめちゃくちゃよくて新しくWebCamなんぞ買うくらいなら、断然iPhoneがおすすめ。
iPhoneをPCにつないでカメラ化するのはこちらの記事が参考になります。
これで、カメラとオーディオが準備できました。

5.OBSの設定
まず、シーンという概念がありますが、カメラを切り替える人は必要な概念なんですが、そんなにカメラ持ってないし!っていう人は特に複数作る必要ないです。
まず一つだけ適当な名前でシーンを作ります。下の「+」ボタン押してください。
もう、デフォルトの「シーン1」とかでもいいです。
次にソース行きます。ここで、オーディオインターフェースとカメラを設定します。
オーディオインターフェースは「+」ボタン押して「音声入力キャプチャ」をセレクト。新規作成にして、そこにデバイスの名前入れます。もう、デフォルトの「音声入力キャプチャ」でもいいです(笑)。
OKボタン押すと今度はデバイスを選ぶところが出るので、プルダウンからデバイスを選んでください。この時点でオーディオインターフェースを接続してないとここに出ません。
OKボタンで閉じると、ソースのところに音声入力キャプチャというのができて、音声ミキサーのところにレベルメーターみたいなのが出るはず。
ここで、ミキサーから音を出すと、このレベルメーターが振れるはず。振れなかったら何かのトラブル・・・
次はカメラ。同じくソースから「+」ボタン押して、「映像キャプチャデバイス」を選択して先ほどのオーディオインターフェースのようにセレクトするんですが、先ほどとは違って、いろいろ設定するところがずらーっと出るので泣きたくなります。
なので、下のように設定してください。
この解像度はiPhoneの場合です。カメラのスペックに合わせてください。この時点で、上のWindowに画像が出ているはず。出てなかったら、トラブル・・・
さて、ここまできたら、次は右下の「設定」ボタンを押して、出力のところを以下の感じで。
とにかく、音にこだわる方は320kビットレートで!配信に問題があればここを160程度まで下げるといいかもですが、音質優先でがつんと!

ここまでやったら、次はYouTubeのほうでいよいよ配信!続きは次回でー